I&CO Tokyo
サステナリビリティ教育のためのインタラクティブなデジタル絵本「えらぶっく」を企画・制作するとともに、「えらぶっく」を起点にしたワークショップなどの体験機会を創出しました。
「自分で国や社会を変えられる」と考える子どもたちが、他の国に比べて少ない日本。
このプロジェクトでは、楽しみながらSDGsに触れられる機会を子どもたちに提供し、「自分の行動や選択が未来につながっている」という感覚を養ってもらうことを目指しました。
読者である子どもたち自身が、主人公の行動を選びながら読み進めていく「えらぶっく」。正解・不正解はなく、どの選択肢を選んでも物語は進んでいく中で、SDGsに関連の深いアクションに出会います。物語の最後には「どの選択がこの結末につながったのだろう?」という興味を喚起するマルチエンディングが待っています。
絵本として楽しめるストーリーや作画、メダルを獲得できるゲーム性。SDGsを「学ぶ」「覚える」のではなく、楽しみながらSDGsの考え方に触れる体験をデザインしました。
家庭や学童で「えらぶっく」を使ったワークショップを実施できるよう、ワークショップツールをウェブサイト上で無料公開。また、学校授業用に教員向けの授業ガイドラインを開発し、無料で公開しています。
「えらぶっく」を読んで、SDGsに対する考え方が変わったと答えた子どもの割合
「えらぶっく」が、子どもとSDGsについて会話するきっかけになったと答えた保護者の割合